貯蓄型保険と掛け捨て型保険はどっちが良いの?両者の違いを比較

保険の見直しや新規加入を検討している方の中には下記のようなことを疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?


  • 掛け捨て型保険ってなんかもったいない気がする
  • 掛け捨て型保険と貯蓄型保険どっちを選べばいいかよくわからない

保険について考える機会は日々の生活の中で少ないので、難しいテーマですよね。

そこで本記事では両者の違いをなるべくわかりやすく解説していきます。

この記事を読めばきっとあなたの保険選びが一歩前進すると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。

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掛け捨て型、貯蓄型って何が違うの?

ここでは下記2点の保険の特徴、保険の目的を解説します。

  • 掛け捨て型の死亡保険(以降、掛け捨て型)
  • 貯蓄型の死亡保険(以降、貯蓄型)

掛け捨て型の特徴と目的

掛け捨て型は決められた期間内に万が一のことがあった場合に保障されるという特徴があります。

下記のように人生の中で必要な保障額は変化していきます。

その中で、特定の期間のみ充実した保障を安価に確保することが出来る保険です。

ライフステージの変化に応じて必要となるお金の推移を表したイラスト

掛け捨てという名前の通り、払い込んだお金は戻ってくることがほぼありません。

ただし、同じ保障内容であれば貯蓄型よりも月々の保険料がかなり安価であるという点は押さえておきたい特徴です。

掛け捨て型保険に加入する目的は、貯蓄では賄うことが難しい経済的なリスクを安価な保険料で補うことです。

例えば、あなたが家族の大黒柱の場合、万が一のことがあった時には、遺されたご家族にできる限り大きな金額を遺したいと思うかもしれません。

現時点でまとまった貯蓄がない方にとっては、少ない保険料で大きな保障を確保しておく方法として、掛け捨て型保険に加入することも選択肢の一つでしょう。

貯蓄型保険の特徴

貯蓄型は、保障と将来の資産形成をまとめて行うことができるのが特徴の保険です。

保険料の一部を保険会社が積み立て、一定期間を経て保険契約の解約、満期を迎えるなどの条件を満たした際に、一定の金額を受け取ることができます。

貯蓄型保険に加入する主な目的は、将来への備え、特定のライフイベントへの資金準備となります。

保険に加入さえすれば保険期間が終わる頃に必要な資金が貯まるため、貯蓄を任せられるというメリットがあります。

貯蓄型の一つである終身保険において、たとえば60歳などに保険料の払込が終わった後、解約した場合の解約返戻金は、介護費用や老後にかかる生活費などに活用できます。

ただし、同じ保障内容であれば掛け捨て型よりも月々の保険料が割高である点や、早期解約すると解約返戻金が払い込んだ保険料総額を下回り、損をする可能性もあるのが注意点です。

掛け捨て型と貯蓄型の違い

改めての両者の違いを表にまとめると以下のようになります。

掛け捨て型

貯蓄型

商品性

保障のみ

保障 + 貯蓄

保険料

貯蓄型よりも割安

掛け捨て型よりも割高

解約返戻金

ない
あってもごくわずか

ある
※ 解約時期によっては、解約返戻金が払い込んだ保険料よりも少ない、または受け取れないことがある

その他

保険期間満了後、同じ保障内容で更新すると一般的に保険料が上がる

短期間で解約をすると元本割れをする可能性があるため、流動性が低め

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掛け捨て型と貯蓄型、どちらがおすすめ?

結論から言うと、マネーフォワードの生命保険では以下の2つの理由で掛け捨て型をおすすめしています。

  • 保障と貯蓄を分けた方が家計に優しい
  • 同じ保障であれば、掛け捨て型の保険の方が保険料が割安

保障と貯蓄を分けて考える方が家計に優しい

貯蓄や資産運用を行う上で、踏まえておかなければならない点の1つに、「必要な時に必要な額をすぐに確保することができる流動性」の観点があります。

将来のために貯蓄を行っても、必要な時に自由にお金を使うことができなければ意味がありません。

貯蓄型死亡保険は、一般的に、契約したばかりのころの解約返戻金は少額で、この時期の解約返戻金は払い込んだ保険料の総額を大きく下回るか、解約返戻金そのものがないこともあります。

そのため、もしまとまったお金が必要となった場合も、解約がしづらく高い保険料の負担を続けることになり、家計を圧迫する状態に陥るかもしれません。

貯蓄型の保険商品はライフイベントが想定どおりいけば有効です。ただし、想定通りにいかないない場合に対応するために他の金融商品でも準備しておくことが大切なのです。

同じ保障であれば、掛け捨て型の保険の方が保険料が割安

貯蓄型と掛け捨て型の保険の一例を簡単に図示すると以下の形になります。

貯蓄型保険の仕組みを解説したイラスト

保障内容が同様の場合、掛け捨て型の保険の方が保障に対する保険料が安くなるのが一般的です。

その分の浮いたお金を自身で他金融商品で効率よく運用したり、貯蓄に回したり、自分自身への投資に使う方が、将来への備えになるという考え方もできるでしょう。

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まとめ

本記事では掛け捨て型と貯蓄型両者の特徴をまとめた上で、両者の保険のどちらがおすすめかを解説しました。

マネーフォワードの生命保険としては、下記2点の理由から掛け捨て型の保険をおすすめします。

  • 保障と貯蓄を分けた方が家計に優しい
  • 同じ保障であれば、掛け捨て型の保険の方が保険料が割安

当サイトでは保険選びに関するコンテンツや保険料シミュレーションなども用意しています。

これらを活用して、保険に求める役割をしっかり理解して納得のいく保険選びをしていただければ幸いです。

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